President State
〜 この地から実に8名もの大統領が巣立っていった 〜

ヴァージニアという所は、ただ単に他の州に比べて歴史が長いというだけではない。
その勤勉で素朴な州民特有の気質から、これまでになんと8名もの大統領を産出しているのだ。
またこれら8名の中には、日本人にもなじみの深いジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンなども含まれている。
ここで簡単に代表的なこの2人の略歴を示しておく。
*ジョージ・ワシントン(1732〜1799):初代大統領、独立戦争総司令官、憲法制定会議議長を務めた。
1799年に満場一致で大統領に選出。 また、180cm、80kgの当時としてはかなりの大男だったらしい。
*トーマス・ジェファーソン(1743〜1826):第3代大統領、初代国務長官を務めた。
独立宣言起草文考案、宗教・言論の自由など現在のアメリカ合衆国における民主主義思想の基礎を築いた。
また、ルイジアナ州を1803年にナポレオンから購入。
彼らと共に独立戦争を戦い抜いた英雄たちの多くは、ヴァージニア州の出身であるにも関わらず、アメリカ合衆国の独立記念日(7月4日)には、北のワシントンDCやNYCの華やかな花火大会とは対照的に、南部に蔓延する財政難から、州都リッチモンドに於いてさえまことに静かな祝日を過ごしている。
現在のアメリカ合衆国首都である、ワシントンDCの土地の内、約半分も元々はヴァージニア州(残り半分は、メリーランド州)から寄贈されたものである。
最後にヴァージニアにおける、このアンビシャスな気風は脈々と現代まで受け継がれており、成人のうち3割が大卒者、さらに高校卒業者のうち8割が大学進学という、アメリカでは非常に高い就学率がその事実を示している。
* このページの写真は、トーマス・ジェファーソンの設計によるヴァージニア・ステート・キャピトルの脇にあるもので、ワシントンが独立戦争時の英雄達を引き連れているもの。