ネイパービルは2005年のマネー・マガジンをはじめとして、これまでにも何度かアメリカで最も住みやすい街にランキングされてきた。 ただしアメリカという国では、数え切れないほど氾濫する雑誌やらインターネット、TVでの調査などなどで、何を基準にしているのか読者にはまったくわからないままに、この手のランキングがこれまた毎日のように出されているから、どこまでこの手の情報を信じてよいのかわからない部分というのは確かにある。 だがそれでもあえて言うならば、シカゴ近辺ではネイパービルの雰囲気というのは確かにちょっとあかぬけている。
ネイパービル出身のアメリカ人の友人いわく、10年ほど前までは本当に静かな田舎町といった感じだったらしいのだが、ここ最近の土地バブルのせいで一気に普通の家々の値段が億の単位で売買されるようになり、さらにダウンタウンにいたっては田舎町だったとは思えないほどに可愛いカフェやショップが立ち並ぶ、散歩して楽しい町に生まれ変わってきている。
さすがに冬の間は難しいが、春から秋にかけてはダウンタウンに流れている小川沿いに作られた遊歩道をせせらぎの音を聞きながら散歩したり、中西部らしい屋根付の木組みの橋を渡って小川の向こう側へ渡ったり、その先にある湖で小さなボートに乗ってのんびり静かな午後を過ごしたりということもできてしまう。
1831年にキャプテン・ジョセフ・ネイパーと弟のジョンがやって来たことに始まる、デュページ郡で一番歴史のあるこのネイパービルは、現在では急増する住民数に支えられて13万8千人を抱えるイリノイ州で4番目に大きな街にまで発展している。 そして今年2006年は、そのネイパービルが出来て175周年にあたるということで、いろいろとイベントが目白しとなっている。
ちょっとした観光地のような雰囲気を持つ郊外の町ネイパービルを訪れるのも、時間がある方にはお勧めです。
*シカゴに関することなら、シカゴ総合情報サイトUS新聞ドットコムへ
ダウンタウンのユニオンステーションから、2階建て列車メトラのオーロラ行き(BNSF Railway Line)に乗って、約1時間~1時間半ほどです。
コメント (2)
街路樹が爽やかだな。ほんとうに、すてきな街のようですね。
この町、19世紀初頭から人が集まり始めたシカゴ郊外。
なるほど、シカゴ近郊界隈は、もともと人の集まる素地があったのですね。
最近は、仕事で西海岸へ行ってから、早くも4年半の経過。
一連の写真を拝見していて、なぜかカリフォルニアの古い町サンタバーバラに滞在していた頃を、思い出します。そんなこんな、アメリカ旅行の経験と思い出など、すでに遠い昔に感じられ、何だか郷愁を感じます。
投稿者: エセ男爵 | 2006年01月16日 01:16
日時: 2006年01月16日 01:16
エセ男爵さんへ
確かにネイパービルは、カリフォルニアの雰囲気と似ているといえないこともないかも知れません。
なんていうとちょっと言い過ぎかもですが、シカゴ近郊の町というのはオークパーク、エルジンなど少し古めかしい町が多いだけに、この町の再開発ぶりが何かしら新しい町の雰囲気を醸し出しているからでしょうか?
とにかくイリノイの他の町とはちょっと違った雰囲気を持つ町です。
投稿者: sushi | 2006年01月18日 06:31
日時: 2006年01月18日 06:31