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2005年12月 アーカイブ

2005年12月03日

シカゴアンに不人気な京都駅タイプステーションの巻

northwest-metra.jpg シカゴアンの足として主に郊外とダウンタウンを結んでいるのが、以前にも紹介したことのある2階建て列車メトラである。 ここのところなぜか事故続きのメトラだが、乗り心地も快適で、仕事帰りには食堂コーナーでビールとつまみを買ってほろ酔い気分を味わう乗客たちの姿もちらほらという具合で、私もサウスサイドに住んでいた頃は毎日乗っていて楽しかったものだ。

 そのメトラの駅、ダウンタウンには主に4つあるのだが、その中のひとつがこの通称ノースウェスタン駅ことRichard B. Ogilvie Transportation Centerである。 その名の通りシカゴランド北西部とダウンタウンを結ぶ路線がメインであり、また実際、建物自体も4つある駅の中ではダウンタウンの北西よりに位置している。

 そのノースウェスタン駅、私がシカゴに住みだした時点では、すでに170億円を投入して1996年に完成した現在の駅舎だったものだから、1911年完成の歴史ある旧ノースウェスタン駅の姿をこの目で実際に見たことは残念ながらない。 だが、ことあるごとに聞こえてくるシカゴアンの言葉は決まって、「ああ昔の駅舎の方が良かったなあ・・・」というため息。 さらにはため息だけにとどまらず、中にはなんだこの低俗なデザインはと言い切る人までいる。 

 このシカゴアンには不人気のノースウェスタン駅なのであるが、私が始めて駅の構内に足を踏み入れた瞬間に感じたことは、「あれ?なんだか懐かしいなあ・・・。」だったのである。 初めはなぜだろう、どこをどう見回してもアメリカでは見慣れたチェーンストアやキオスクがある、ただの駅なんだけどなあ。 なんて思っていたのだが、はっと気がついたのは、「ああ、ここは日本っぽいのだ。」ということだったのである。 

 通常アメリカの駅というものは、かなり殺風景である。 もちろん建築物としてはニューヨークのセントラルステーションやシカゴのユニオンステーションのように見ごたえがあるものもあるにはある。 だがまあ基本的に駅とは遠くへ足を運ぶための場所であって、当然ながらそのための機能が一番大事、しかも旅客鉄道などというものは、この自動車社会アメリカにあってはシカゴ、NYC、DCを除いてはほとんど死に絶えつつあるといってもよい規模のもの。 

 そんなわけで今までそんなことは気にもしていなかったが、近代的デザインと明るい蛍光ライトの構内、そこに並ぶショッピングモールか地下街のような光景、こういうものが一体化した駅というものは、やはりアメリカらしくはなくて、日本っぽさをなぜだか感じさせるのだ。 

 なんだか妙に小奇麗で、開放感ある吹き抜けのロビーと、ガラス張りの壁面でできた、いかにも近代的だろうといわんばかりのデザインな建築物であるノースウェスタン駅は、古い建物の多いシカゴのなかにあっては、さらに古い京都の町並みのなかに、なぜだか突然出現した異質空間京都駅の兄弟と呼ぶに相応しい。

 まあ個人的な意見とすれば、シカゴアンから聞こえてくる声ほど悪いデザインでもないとは思うのだが、確かに他のメトラ駅とはちょっと毛色が違うのは事実である。 あれが町にあっているのかどうかは別にして、京都駅だってまあ面白いしねえ。

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Richard B. Ogilvie Transportation Center
(North Western Station)
Location: 500 West Madison

2005年12月04日

おいしいチーズとフランスパンをお探しならの巻

pastoral.jpg おいしいフレンチ・マーケットへ行きたい人にお勧めしたいのが、リンカーンパークにあるこのPastoralだ。 シカゴでおいしい西欧食材を手に入れるのなんてもう無理なのじゃないか?なんてあきらめていた人もここならきっと満足できるはず。

 気にせずに通りを歩いていると、うっかり見過ごしてしまいそうなほど小さな店なのだが、ところがところが中に揃えられている品々は、数は少ないなれどもなかなかにしっかり厳選されたものばかり。 初めて訪れたときには、かつてヨーロッパで過ごしていたころの、あの懐かしいブレッドの味にこんなところで出会えたのでびっくりしてしまった。

 なんでもここのブレッドを焼いているJory Downerは、パリで開催された2005年度のブレッド・オリンピックのチャンピオンという実力の持ち主。 しかもワインの選別を担当しているJan Henrichsenは、シカゴのワイン好きなら誰もがしっているBin36から、オリーブやチーズなどのフードを担当しているDaniel Sirkoは、これまたシカゴのグルメグロッサリーとして名を馳せるFox & Obelからスカウト。 さらには従業員になるためには、かならず食品関係の学校を卒業していないとダメという徹底ぐあい。

 安くてボリュームたっぷりが第一のシカゴにあって、ここまでこだわっている店というのも少ない。 いや、もちろんゴールドコーストなんかの超高級一流店が揃うエリアならもちろんないこともないのだが、おしゃれな店や、ユニークな店は多いが、それほど堅苦しい店の多くないリンカーンパークにこういった店があるという点では、意外ささらに10ポイントアップといった感じだ。

 ゴールドコーストのように高い店でおいしいのは当たり前、そうじゃあなくってこういう店でこだわりの品をというのが大好きな人にはお勧めしたい。

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Pastoral
2945 N. Broadway
773-472-4781
Fax: 773-472-4782

Hours: 11 a.m.-8 p.m., Tuesday through Friday; 11 a.m.-7 p.m., Saturday; 11 a.m.-6 p.m., Sunday

*ユキノヒノシマウマも皆さんの暖かい応援クリックに支えられて、なんとか1年間続けることができました。 
また最近更新を少しずつ再開したこともあって、訪れてくれる人の数もそれにつれて増えつつあります。 
そこでそろそろ注意書きというか、お願いというか、一言コメントです。 
1年も続けていると「シマウマさんの情報であのカフェ行ってみました!」とか、「シカゴ観光に役立ちました!」というメールも少なからずいただくのですが、特に今回のような小さな店の場合には、移り変わりも激しいですので、できるだけ事前に再確認していただけるとベストです。
よろしくお願いします。

2005年12月05日

ご要望にお答えしての巻

hairstyle.jpg さてこの1年間ブログを続けてきて一番多かった要望。 それは写真をもっと見せてくださいというものでした。 今までにメールやコメントをいただいた方、お待たせしました。 まだまだ書きたいこともたくさんあるのですが、「写真家としては、やはり写真メインの記事も時々UPしなくっちゃだよね」ということで第1弾です! で、何これ? なぜか黒人の方を中心に密かに、そう密かに流行っている髪形なのです・・・。

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2005年12月06日

ゆきのひのしかごの巻

snowfall.jpg 今日は-12℃まで下がったシカゴの街・・・、いよいよあの冬が戻ってきた。

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2005年12月07日

ミレニアムパークな夜の巻

millennium-park.jpg この時間帯がデジタル写真には一番向いているような気がする。 ちょっともうドギツイくらいの色合いが、アメリカチックなイメージをさらに際立たせてくれる。 これがフィルム時代なら、白黒で大道さんみたいな超硬焼で空を覆う人口網をぶっ飛ばしてみるのも面白いかもしれない・・・。

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2005年12月08日

ハロウィーンのコスチュームの巻

tigger.jpg こういう写真は仕事用に使用しているので、ブログでは使用を控えていたのだけれども、ランキングへのクリックで応援してくれている人がかなり増えてきたので、出し惜しみせずに時々アップするようにします。。。(笑) だって子供たちの写真って可愛いもんね、やっぱさ。 

世界中の子供たちを撮り溜めた写真が大量にあるのだけれども、彼らの笑顔には素直に癒されます。 でもって道端での撮影後には、必ず親からは送ってちょ~だいの催促が。 こんなに素敵な笑顔を撮影させてもらっただけでもうれしいのに、中には後から写真のお礼だとかいってプレゼントまで海外から届いたことがあります。 う~ん、そういう瞬間はまさに写真家冥利に尽きる!?

 ちなみにこの子は、先日のシカゴダウンタウンのハロウィーン・パレードで見つけました。

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2005年12月10日

フォトグラファーからは逃れられないの巻

kakurenbo.jpg クリックで応援ありがとうございます。 この写真を観て、ああ子供たちってこういうところあるあるって方は、ここをクリックでランキング応援お願いします。 やはり応援していただくというのは、こういう無給作業では一番うれしいことだし、何よりシカゴ知名度向上委員会団長としては、シカゴのことを知ってもらうのが一番! それにしても応援されると調子に乗って、今度からは記事ばっかりじゃなくて、写真メインも出していこうかななんて気にさっそくなっちゃってるとこなんか・・・、我ながら単純ですね~。(笑)

 さてこの写真ですが、シカゴのダウンタウン北西外れにあるウクライナ人街で撮影したものです。 この辺りでは、もう住んでいる人の顔立ちから聞こえてくる言葉までまったくの別世界、そしてその雰囲気をさらに高めてくれるのが町に建つ大きな東方系の教会。  

 また改めて近いうちに記事でも紹介しようと思っていますが、何しろこの辺りの住人はヨーロッパから渡ってきたばかりで、英語がほとんど喋れない人の多いこと多いこと、さらにはそういう理由もあってかアジア人が珍しいらしく、カメラを持って歩いていると必ずニコニコと話しかけてくるんです。 ただしアメリカ人の話しかけ方とは違って、好奇心はいっぱいなのだけど、ちょっと恥ずかしそう。

 そんなウクライナ人街で、かくれんぼ中の子供を発見。 こういう時の子供というのは、CIAもびっくりってくらいにその作業(遊び!?)に熱中しています。 それだけに自分の世界以外には、周りは一切見えてないんですね。 まあフォトグラファーもファインダーを覗くと、同じ傾向はありますが・・・。

 しかし頭隠して尻隠さずとはよく言ったもので、「おいおい、フォトグラファーにもう見つかってますよ~」。(笑)

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2005年12月11日

パウワウで見かけた少年の巻

powwow1.jpg ご存知の方も多いかと思うが、春から秋にかけてアメリカ各地で開催されるパウワウというイベントがある。 これはインディアンもしくはネイティブアメリカンと呼ばれる、白人やその他の民族がやってくる以前からアメリカ大陸に住んでいる人たちの伝統的な祈りを込めた祭りである。

 西部劇の影響で私などは、アパッチ族などの勇猛果敢な戦士たちが、モニュメントバレーのような奇観を背景に雄たけびを上げて騎馬を駆る姿が、インディアンのイメージだったりしたのだが、友人の元子さんと出会ってからは、まあ当然といえば当然ではあるのだが、インディアンにもいろいろな文化や部族がるといういうことを知った。

 もちろんシカゴがあるイリノイ州にも、インディアンの子孫たちは今なお暮らしているわけで、彼らの主催するパウワウがシーズン中は各地で開催されている。 そんなイベントの中のひとつとして、シカゴ近郊にあるネーパービルという町でこの秋に開催されたパウワウに元子さんと参加して以来、それまではまったくこの分野に興味の無かった私も、そっち方面にちょっと惹かれるものを感じつつある。

 そして自分の中でそれを感じた決定的な瞬間といもいえるのが、この写真の少年の横顔。 やはり写真家としてはファインダーを通して、こういう「ふっとした」瞬間にやられてしまうというものがあるのである。

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2005年12月12日

インディアンに刻まれ続けるもの巻

powwow2.jpg 昨日の記事を読んでいただいて、あれっと思われた方もいるのではないだろうか? そうあの記事で、私は確かにインディアン(ネイティブ・アメリカン)に興味を持つようになるきっかけをくれた少年と書いている。 ではなぜあの少年は、この少年のようにいかにもインディアンではなく、金髪蒼眼なのだと・・・。 (ちなみにこれら3つの写真は、全て同じ日のパウワウ参加者を撮影したものである。)

 これはもう有名な話なのだが、アメリカ政府が原住民であるインディアンに課した過酷な仕打ちと、その後の彼らを取り巻く経済的理由、圧倒的人口差による同化など、もともとこの大陸を駆け巡っていたインディアンの人たちは、すでに90%が他人種との混血で、さらに残りの人たちについても他のインディアン部族との混血となってしまっており、オリジナルな部族としての彼らの姿を見ることはすでにかなり難しいとされているのだ。

 ホピ、ナバホ、イラコイ、チェロキー、セミノーズなど有名どころの部族はもちろん、イリノイ州にいた土着の部族についてもそのことはあてはまり、シカゴ近郊で開催されるパウワウについても、すでにその地域に住んでいた部族の伝統に則ってというよりは、様々な部族の伝承を寄せ集めた形として祭りが開催されているのだという。

 つまり残念ながら、混血による顔や体つきなどの外見に加えて、文化的な部分でも、他の少数民族が抱える問題と同じように、彼らもまた世代を超えるごとにそのオリジナル性を保つのが非常に困難になりつつあるようなのだ。 もちろんそれが良いとか悪いとかここで言うつもりは一切無い。 なぜなら私自身も国際結婚をしているし、このアメリカ合衆国という国家は、そもそもの国としての成り立ちからしてそれを拒絶し続けてきたような歴史の観すらある。

 ただ昨日の記事の写真にある少年の横顔をみて、何かそういった止めようの無い延々と続く時の流れみたいなものを感じて、私は思わずシャッターを切ったのだろう。 シャッターを切るときにはそんなことを考えながらではなく、ただ気持ちの赴くままに切っただけなのだが、後で考えるとそういうこともあったのかなと・・・。

powwow3.jpg ちなみにこの老人などは、いかにも私がイメージし続けた壮観なインディアンの顔つきをしている。 顔に刻み込まれた皺の一つ一つにストーリーがあり、老獪なヒグマのような眼差しは、何かを伝えていくものという顔つきに相応しいではないか。 まあしかしそういった外観から来るイメージで、全てを語れない世代に彼らは突入しつつあるというのは事実である。 そしてその先例は、この国に現在暮らす全ての人々、つまりアメリカ合衆国民の顔つきやストーリーというものを暗示しているのかもしれない。

 まあどっちにしてもハリウッドも、早く良い映画を撮っておかないと、監督やカメラマンの希望に沿った”インディアンらしい”顔つきの役者をゲットするのが、難しくなる日が来るのはそう遠くないということだけは事実だろう。

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*元子さんからコメントをいただいたので、今回の記事に補足させていただきます。

「日本ではまだ手に入らないかもしれませんが、アメリカでは彼らの歴史を簡単に学べる教育番組やドラマがDVDでいろいろと手に入ります。先日TNTで放送していた"Into the West"やKevin Costner製作の500 Nationsなんかはインディアンの歴史や西部開拓史時代の白人と彼らの関係をカジュアルに見られるドラマシリーズです。
ネイティブ・アメリカンの映画でもいくつかいいものがありますね。Smoke Signalsとか。この映画の監督のChris Eyreこれ以外にもいい作品を撮ってます。」

2005年12月13日

artshore 芸術海岸の巻

artshore.jpg これまでにもトラックバックや記事中での紹介など、いろんな人のブログやホームページを紹介させていただいてきたが、こうやってタイトルごとどこかのブログを紹介するというのは、当ブログでは初めてである。 理由はいたって簡単で、当ブログでは私の個人的な感想や写真を勝手気ままに更新しているだけだからというもの。

 さてそのブログというのが、大西昭彦さんの運営する「artshore 芸術海岸」である。 ただしブログ内容については、私がどうのこうのいうよりは実際に見ていただいた方がよいので、ここでは触れないことにする。

 「それじゃあ紹介じゃないじゃないか!」という声も上がるかもしれないが、フォトグラファーというものは基本的に直感重視である。 特にスタジオで作り込むタイプではなく、世界中をカメラ片手にバシャバシャと気の赴くままに撮影を続けてきたストリートフォトグラファーとしては、頭の中で考え事をする前に、眼前で繰り広げられる光景の構図、ストーリー、シャッターチャンス、さらには光の差し具合やその他の細かい撮影技術までもが瞬時で無意識のうちに決定され、その時にはカメラが構えられているどころか、思わずシャッターを切ってしまっているという状態に、体の心まで一連の行動が染み込んでいるものなのだ。 

 そういうわけで美しいと思ったもの、可愛いと思ったもの、興味を惹かれたもの、醜いもの、そういうもの何でもかんでもを深いことなんか考えずに、直感と無意識下の経験によって制作された作品を、じっくりと客観的に評価してくれる人の存在というものは非常に刺激的である。 もちろんそれを職業にしている人もいれば、金銭に関係なく独自の評価で判断を下している人もいる。 どちらにせよそういう人たちがいるからこそ、作品もまた深みを増すのであって、作り手側だけでは決して芸術は育たないと思っている。

 まあそうはいっても基本的に私は評論や評価をされたりしたりということにはほとんど興味が無く、そういう意見を聞いてもまったくといっていいほど関係なしに自分の撮りたいままに撮影を続ける方なのだが、このブログだけはすでに半年ほども読み続けているのでちょっと紹介させていただいた。

 ここ1週間ほど写真を少し大きめで掲載してきたことでもあるし、ちゃらんぽらんな私のブログとはまた違った素晴らしい内容のブログも口直しにぜひどうぞ。

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2005年12月14日

ダウンタウンの夕暮れの巻

sunset-downtown.jpg シカゴという街は、ご存知のように世界でも一番の超高層ビル密度である。 そういうわけで日中でもビルの谷間になる部分は、日陰になったままのことも多い。 それだけにこの山間の村に沈み行く太陽が、最後の強い光を照らすようなこの時間帯はシカゴのダウンタウンが一番輝く時間帯でもある。

 もちろん週末の人ごみや、夜のイルミネーションも綺麗だが、個人的には影が長く尾を引くこの時間帯が一番好きである。

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2005年12月15日

ミッキーマウス・・・の巻

mickyman.jpg 電車の中で見かけた、シカゴアンらしい逞しい男性なのだが、なぜか「あっ、ミッキーマウスだっ!」と思ったのは私だけだろうか?

 街中にはいろんな発見が溢れている。 この大きな男性が力自慢の山男に見えるか、おちゃめなミッキーマウスに見えるか、それともハリーポッターに登場する心優しいハグリッドに見えるのか、それは結構見る側の視点しだいというところがある。 それを求めて独自の視点を探し続け街を彷徨うのが、ストリートフォトグラファーなんである。

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2005年12月16日

ユニークな視点でシカゴから情報を発信する精神科医の巻

kabasawa.jpg さてさて第一回目をやってから、すっかりご無沙汰だったこのシカゴアンを紹介のコーナー。 今回はイリノイ大シカゴ校で研究活動をする傍ら、全米公開直後(つまり多くの作品が日本公開前)の映画や、趣味の域を超えた食べ歩きに関する記事を、HP、ブログ、メルマガというようなツールを使って発信しつづけている樺沢さんを紹介したいと思う。

 北海道の札幌出身で、かつてその地域で勤めていたころには、ほぼ毎日どこかの店へ通っていたというほどの大のスープカレー好き。 しかもそのスープカレー好きが高じて立ち上げたHPは、55万ヒット(当時)を越すほどの人気サイトとなり、「北海道スープカレー読本」という書籍を出版するまでになる。 その後、このサイトの人気と重なるように札幌はスープカレーの乱立地域となり、全国でも珍しいスープカレーというジャンルのカレーが、市民の味として確固とした地位を築くことになる。

 さらにスープカレーだけに留まらず、スターウォーズ好きとしても知られ、このビデオやDVD全盛の時代にあって、なんとスターウォーズ・シリーズをテレビの画面ではなく、映画館のスクリーンで通算50回以上も観たというつわもの。 そしてもちろんこちらの方も、ただの趣味には留まらずに、専門分野の精神医学的見地からの解釈をスターウォーズへの想いに絡めて、「スターウォーズ 新三部作・完全解読本」という形で出版している。

 その彼が現在情報発信の場として主に使っているのが、まぐまぐのメルマガ発信。 去年は発信初年度でありながら、まぐまぐのメルマガ大賞2004総合第3位、新人賞、エンタテイメント部門賞受賞の3部門受賞。 そして今年もまた「シカゴ発 映画の精神医学」が、約2000誌のメルマガが参加するまぐまぐBooksアワードにおいて現在2位につける健闘をみせている。

 詳細は彼が参加しているUS新聞上のコラムにあるので、そちらを読んでいただければよいと思うのだが、私としてもシカゴでがんばる人を応援して盛り上げていきたい。 というわけで先のするまぐまぐBooksアワードで樺沢さんを応援したい方は、こちらから投票に協力をお願いいたします。

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2005年12月17日

ワリキッテシカゴブシ、USセルラーフィールドの巻

uscellular.jpg ユキノヒノシマウマでは、1年間を通してイベントや何気ないシカゴの生活を書いてきたが、とりあえずこの街に関する年間行事も一通り書いたということで、これからは季節感にとらわれずにシカゴに関するものならなんでも自由気ままに書いていきたいと思う。 その方があらゆる束縛から解放されて、というかもともとな~んにも束縛のない中から、さらに気ままさをアップさせてシカゴのことを紹介できると思うからだ。

 でもなんでそんなことにしたかというと、シカゴに関する情報があまりに日本語で少なすぎる! この私がシカゴ盛り上げ隊としていくらリキンデミタトコロデ、所詮はまだまだハワイやLA、NYに比べて圧倒的知名度の不利感をぬぐえないのは事実である。 お~い、どこかのTV局や出版社のみなさ~んそろそろシカゴブーム来ますよ~! 井口選手なんてワールドシリーズチャンピオンですよ~! 映画の撮影だってシカゴはムチャクチャ多いんですよ~、私のように応援するだけではなくって、実際に実力を発揮してがんばりまくっている人たちもたくさんいるんですよ~!なんて叫んでもむなしいだけなので、その時が来るまでシカゴのことを黙々と書き続けることにする・・・。

 さて今回は井口選手が大活躍し、1世紀ぶりにワールドチャンピオンの座を射止めたばかりのホワイトソックスが本拠地にしているUSセルラー・フィールドを紹介したい。 この収容人数47,098人の球場は、それまでホワイトソックスが本拠地としていた旧球場に隣接する駐車場跡地に、1991年にオープンした球場で、地下鉄、ハイウェイともにアクセス良好、球場内も広々として快適な観戦状態が保たれている最新式のスタジアムである。 また2002年には、旧スタジアムネームのコミスキー・パークから、現USセルラー・フィールドへと改名している。

 この球場の特徴は何といってもそのファンサービスの良さで、半額チケットデーや、無料野球帽子プレゼントデー、ホットドッグ安売りデーに加えて、ホームランや、週末、勝利後に打ち上げられる花火など、観客を喜ばせるネタが満載。 ここに来ればベースボールを観戦するというイベントに加えて、エンターテーナメントとの要素としてもかなり楽しめること間違いなしである。

 ただしこの球場には最大ともいえる欠点がひとつだけあり、試合が無い日や、試合後遅くなってからは、球場周りの治安がかなり不安であるということ。 シカゴでもトップクラスに危険度が高いとされるサウスサイドに位置し、いくら綺麗なスタジアムだから、地下鉄の駅からすぐ近くだからといって、地理に詳しくない人は、試合開催日に観戦に行く以外は訪れない方が無難であろう。

 それにしてもカブスの本拠地リグリー・フィールドは全米で2番目に古いスタジアムだからしょうがないとしても、この新しいUSセルラーフィールドまでドーム型にしなかった辺りに、シカゴアンのベースボールは空の下で的な発想が強くうかがえる。 シカゴの春先、秋口は寒い日もかなり多い、そういうこともあってかどうか1世紀もの間に渡ってワールドシリーズ・チャンピオンから遠ざかっていたこのチームに、在籍1年目からレギュラーとして活躍し、チャンピオンカップを持ち帰った井口選手の活躍ぶりには手放しで賞賛の声を送りたい。 そして来年もぜひこの街にチャンピオンカップを!

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*地下鉄CTAのレッドラインでダウンタウンから約15分南の35th駅下車、もしくはハイウェイ94Eの35th降りてすぐ。

2005年12月18日

古き良き観戦スタイルのリグリーフィールドの巻

wrigley-field3.jpg ホワイトソックスの本拠地USセルラー・フィールドを紹介したとなれば、やはりカブスの本拠地リグリー・フィールドを紹介しなければならない。 というのも以前に住んでいた場所がリグリーフィールドのすぐ近くということや、奥さんが生まれた時からカブスファンというほど根っからのファンであることなどから、シカゴを2分するメジャーリーグ勢力図においては、当然のように私の場合カブスサイドに属しているのだ。 もちろんホワイトソックスに今年のシーズン途中まで在籍していた高津選手や、レギュラーで活躍する井口選手という日本人選手を応援するという場合は除いてだが・・・。

 ただしこのリグリーフィールドについては、全米で2番目に古い球場ということや、デーゲームが大半ということから、山羊の呪いについてまで、すでに当ブログで紹介済みであるため、今回はこの古き良きスタジアムについて、また少し違った話しを書きたいと思う。

 スタジアムが位置するのは、ダウンタウンの住民が多く住むレークビューという地域の中にあるリグリービルというところ。 この辺りは夜になると、若者が大勢繰り出して飲んでは騒ぐというシカゴでも一番の繁華街としても知られている。 球場はそんな住宅街のど真ん中にドーンという形で居座っており、この球場名物である隣接するアパート屋上からの試合観戦や、裏通りに折りたたみ椅子とビール片手に場外ホームランを待つ人々もユニークな風物詩となっている。 

 またデーゲームが多いのは、ベースボールは空の下でという心意気に加えて、あまりに住宅地に隣接しているために、ナイトゲームのライトの明かりを焦点に近隣の住人とスタジアムで訴訟になったという過去もあるほど。 つまりそれほどに生活の場に密着したスタジアムということでもあるのだ。

 この古めかしい球場をシカゴアンはこよなく愛しており、平日の昼間からカブス休暇を取って試合に駆けつけるファンも多い。 前回紹介したUSセルラー・フィールドのように近代的で、エンターテーナメント性たっぷりというわけではないが、昔ながらの素朴なベースボールの雰囲気のなか、ピーナッツをポリポリしつつ、全米でも最も有名な7回の「Take me out to the Ball Game」を他の観客と一緒に歌う経験は、絶対に一度味わうと忘れられない思い出になること間違いなし。

 このスタジアムのチケットはゲットするのが難しいことでも知られ、なんとか手に入れてやむなく安い最上席になってしまった方や、そういう席だからこそ毎日のように観戦に来る根っからのファンと一緒に盛り上がりたいといういう方でも、少なくとも試合終了直後には最前席まで降りていって、いかに客席とフィールドが密接しているのかを体験して欲しい。

 「草野球の球場じゃああるまいしここまで」という声が思わず出そうになるほど、本当に手を伸ばせば選手に触れそうな位置に内野席があり、場内にはファールボールに注意のボードがいたるところにある。 もし実際に内野席に座ってみる機会があれば、そのボード意味はさらによく実感できるだろう。 ちなみに2003年には、ワールドシリーズまで後アウト5つにまで迫っておきながら、まさに書いて字のごとくこの手の届く距離にある客席からファウルボールをキャッチしたカブスファンによって、惜しくも進出を逃したという苦い経験を持っている。 なんでもこのファンは試合後しばらくの間、熱狂的なカブスファンからの脅迫から身を守るために、専属の警察官によって24時間体制で自宅の周りを警護されていたという・・・。

 壁がまた剥がれ落ちてきたとかいうニュースがTVで流れても、ああまたかというくらいに古いスタジアムは必見の価値ありです。

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*ダウンタウンからは地下鉄CTAのレッドラインで北上し、アディソン駅下車すぐ。

2005年12月19日

クリストキンドル・マーケットの巻

christkindl3.jpg シカゴの冬の風物詩となりつつある、ダウンタウンでホリデーシーズン中に開催されるクリストキンドル・マーケット。 期間中には100万人以上が訪れるという、人気のイベントである。 

 なぜそんなに人気があるのか?ということであるが、このマーケット実は出店しているブースの店員や並べられている品々が、ドイツから毎年このイベントのためにシカゴにやってきているというまさに本場の雰囲気たっぷりというのが秘密。

 もともとシカゴ自体がドイツ系が多い街なので、店員の顔を見ても外見からはほとんど見分けがつかないのだが、やはり話しかけてみるとちょっとした返答や仕草に、「ああ、この人たちはドイツ人だなあ」と感じさせられる。

christkindl1.jpg なんとこのグラス、10ドルで購入すればその場で好みの言葉を彼が刻んでくれる。 シカゴを冬の間に訪れる方には超お勧め!

christkindl2.jpg ドイツで暮らした日々を思い出させてくれるような、青年の眼差しにマイスターの血を感じてしまった。

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2005年12月20日

おいしいバーガーをの巻

danlay.jpg リンカーンパークのクラークストリート沿いにあるこのダンレイズは、昼も夜も常にたくさんの常連客で賑わっているちょっといい感じなアメリカングリル。 まあちょっといい感じとはいっても、別に値段の方が高目というわけではなくって、飲み物を除けば一人当たり10ドルから15ドルといった平均的なもの。 

 若者の多いリンカーンパークの中では、ちょっと大人の雰囲気を醸し出しているのは、落ち着いた感じの暗めな照明と、赤レンガと暖色系の内装がポイント。 決して広い店内ではないのだが、親切な店員のサービスもあって、遅めのブランチや、軽めのディナーをノースサイドで取るにはもってこいだろう。

 ちなみにこういう所でハンバーガーを食べると、マクドナルドとはちょっと違った、シカゴらしい奴が味わうことができる。 おそらくシカゴでも数本の指に入るバーガーだと私は評価している。 そしてサイドに添えるのは、必ずマッシュドポテトと指摘すること。 ここのマッシュドポテトがなかなかの逸品で、いつも行くと必ずこれを頼むことにしている。

 シカゴには珍しくジャンバラやなんてのもあるが、これは南部で過ごしたこともある自分としては、本場の味とは程遠いなあなどと思いながらも、結構これはこれで何度か注文してしまった。 味付けや、具の方は良いとしても、ちょっとベチョッとしすぎている辺りが、やはり本場とはなあ・・・になっちゃうところなのかもしれない。

 また他のシカゴの店と違って、それほど馬鹿げたボリュームというわけではないので、いつもぺロッと平らげてしまうサイズなのも、持って帰るのには少なすぎるし、かといって残すのもなんだな~なんて悩んでしまう自分にはうれしい。

 堅苦しくなく、ファストフードでもなく、気楽に食べたいときには良いです。

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Dunlays on Clark

2600 N. Clark St.
773-883-6000
Hours: 4:30 p.m.-midnight Monday through Thursday; 4:30 p.m.-1 a.m. Friday; 11 a.m.-1 a.m. Saturday; 11 a.m.-10 p.m. Sunday; brunch 10:30 a.m.-2:30 p.m. Saturday and Sunday
$:10~20ドル

2005年12月21日

マクドナルド発祥の地ならではの巻

macdonalds.jpg 2004年には19.1ビリオンダラーの売り上げを誇り、119カ国で31,000店舗を持つ世界で一番のレストランチェーンで、一日に4700万人の客が入るというマクドナルド。 イリノイ州はそのマクドナルド発祥の地である。 

 まあ正確にはカリフォルニアでRichardとMauriceのマクドナルド兄弟が始めたものだが、今の形に直接繋がるチェーンストアはRay Krocがここイリノイ州で一号店をオープンしてからなのである。 ちなみにKrocがオープンした最初の店の初日の売り上げは366ドルなのだが、今日紹介する新しいダウンタウン店ではたったの5分でその額を売り上げてしまうという。

 そういうこともあってイリノイにはマクドナルドの本部がある他、ダウンタウンにはかつてオリジナル・ロックンロール・マクドナルドと呼ばれたロック・ミュージックをテーマにしたものが、そして今はその跡地にマクドナルドの歴史を観ることができる通称フラッグシップ・マクドナルドが新しくオープンしている。

 レストランの多く集まるリバーノースにあって、一際目立つ総ガラス壁のこのマクドナルドは、外回りに楽しそうな家族の銅像が配置され、1階はキッチンと呼ばれるテイクアウト向けのフロアが、また2階はダイニング・ファミリールームと呼ばれるマクドナルドとは思えないほどのお洒落な空間になっている。 そして2階席奥には、マクドナルドの歴史とともにその間の世界の出来事を眺めることができるショーケースまで配置してある。 

 シカゴまで来てマクドナルドへ行かなくても・・・なんて思っているあなたも、このフラッグシップ・マクドナルドはぜひ行ってみる価値あり、まあ注文するのはお馴染みのバリューセットになっちゃう可能性大だけど。(笑)

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600 North Clark Street, Chicago, IL 60610-3702
Phone: 312 664 7940
Open Hours: 24 hrs
$:5ドル前後

2005年12月22日

ハリー・キャリーでカブスな食事の巻

harry.jpg シカゴアンなら知らない人はいない、もはや伝説にも近い男「ハリー・キャリー」。 彼はシカゴカブスの名物解説者として死の直前まで現役を続け、その愛嬌のある実況ぶりで選手よりも監督よりも人気があったというトンデモな人物。 晩年の2~3年は、もともとのキャラに加えて加齢による怪しさもちょっと加わって、その絶好調中継はさらにパワーアップ。 周りの解説者はハラハラしどおしだったというが、ファンの方はその中継でつまんない試合の日でもかなり盛り上がった。 特に7回に彼が歌った「Take me out to the Ball Game」は、リグリーフィールドの名を全米に轟かせた。

 そんな彼が経営者として運営し、自身も度々訪れていたというのが、ダウンタウンにあるこのレストラン「Harry Caray's」だ。 現在でも彼の奥さんであるDutchieや、カブスの現役解説者として活躍するハリーの孫であるChipが時々顔を見せるほか、その人脈を通じて有名スポーツ選手や政治かも数多く訪れる店としても知られている。 

 またこのレストランの入っているビルディング自体も100年以上の歴史を持つ建物で、アル・カポネの側近Frank Nittiが住んでいたこともある。 シカゴの歴史を見つめ続けてきた建物の中に設置された大型テレビスクリーンで、熱狂的なカブスファンと一緒に試合中継を楽しむというのも、これまたリグリーフィールドに詰め掛けるのに負けず劣らずの楽しさがある。 

 店内にはリグリーフィールドの壁の一部や、旧コミスキーパークの座席、数々の有名人のサインに加えて、なんとあの2003年カブスファン悪夢の山羊の呪いボールの実物まで展示されている。 このボールは現オーナーのグラント・デポーターが、オークションで11万3824ドル16セントで落札したのだが、その後相次ぐカブスファンの「ボールを抹殺してくれ~!」という悲痛な声に答えて、2004年に当レストランに加えてなんとMLBまでもが協賛の上で、アカデミー特殊効果賞を受賞しているマイケル・ランティエリの手によって完膚なきまでに破壊されつくされた。 もしこの店を訪れることがあれば、これだけは絶対に見逃してはいけないアイテムのひとつだ。

 値段の方はまあ中くらいとでもいうか、飲み物を除いて一人15~30ドルといった感じだが、決して堅苦しいという感じではなくて、おいしい料理をカブスファンと一緒にという気楽な感じ。 まあいうなれば、大人も楽しめる特別なスポーツバーといった感じだろうか。

 味の方はスポーツバーとかいっておいてなんだが、結構イケル。 もちろん最高級の味をなんてのをこういうところで求めるのは間違いというものだろうが、有名人の出す店としてはかなり合格点な味をしていることは間違いない。 ただ単に観光目的で訪れても、店内に飾られている品々を見るだけで満足するのではなく、なかなかおいしい料理も食べれてびっくりという感覚も味わえるのだ。 というのも有名人の出す店って、なぜか不思議とイケていない店が多いから・・・。  

 英語が堪能な方や、英会話を勉強中の人へのプレゼントとして、ハリー・キャリーの実況CDなんてのも面白いかもしれない。

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Harry Caray's

33 W. Kinzie St.
312-828-0966
Fax: 312-828-0962

Hours: Dining Room: Lunch: 11:30 a.m.- 3 p.m., Monday through Saturday;
Dinner: 5 - 10:30 p.m., Monday through Thursday; 5 -11 p.m., Friday and Saturday, 4 pm - 10, Sunday.
Cart Food Service in the Bar: 11-4, Monday through Saturday, 12-4, Sunday
Bar: 11:30 a.m. - midnight, Monday through Thursday; 11:30 a.m. - 1 a.m., Friday and Saturday; 12 p.m - midnight, Sunday.
$:20~30ドル

2005年12月23日

ジーン・シスコ・フィルムセンターで映画をの巻

genesiskel.jpg シカゴのダウンタウン、ループのど真ん中にジーン・シスコという映画館がある。 普通の映画館とはちょっと違ってこじんまりとした雰囲気と、アート系や、海外フィルムの上映が多いのが特徴である。 

 場所的にはダウンタウンでも最高の場所に位置しているのだが、そのシンプルな外観から、知らない人はここが映画館であるということすら気付かずに通り過ぎるであろうと思われるほどのあっさりさ。 一応、ここが映画館だよということを示す看板もあるにはあるのだが、通常アメリカにある映画館の看板が、ネオンサインや強烈な色彩であることを考えると、このあっさりさはなんとも潔い。

 じゃあ、そんな映画館のことだから客席もガラガラなんじゃあないの?というところだが、実はどっこい結構いろんな年齢層の観客が通ってくる人気シアターなのだ。 しかも上映する内容が、素晴らしくこれも観たいなあ、いやああれも観たいなあという気にさせるプログラムが満載。 つい先日も小津安二郎作品が、シリーズで連日公開されていた。 

 シカゴでこんな映画を観る人がいるのだろうか?なんて私も初めは思ったが、会員になっちゃって観に来る人も多く、シカゴで知り合ったアメリカ人男性に、あの映画は観たか?じゃああの映画は?なんて逆に質問攻めにあってしまったことまで・・・。

 ただ欠点は、ハリウッド系の商業主義映画満載シアターではないだけに、スクリーンと客席のシートがまるで講演会の会場のような貧弱かつあっけなさ。 まあそれも一理あって、実はこのビルディング自体が、シカゴ美術館があることで知られる、アートインスティチュート・オブ・シカゴの学生寮だったりするのだ。

 しかしこんなに街のど真ん中で暮らす学生生活ってどんなものなのだろう?

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*シカゴに関することなら、シカゴ総合情報サイトUS新聞ドットコム

37 South Wabash, Chicago, Illinois 60603, 312.899-5100
Admissions Office, 312.899-5219,

2005年12月27日

シカゴへ来たら食べなきゃの巻

ginoseast.jpg シカゴピザ(通称ディープ・ディッシュ・ピザ)といえば、このブログでも度々紹介してきたが、シカゴを代表する名物料理のひとつである。 じゃあシカゴピザとはなんぞや?と聞かれれば、それは本場イタリアのピザとは似ても似つかぬピザの化け物、そうまさにデッカイ物は良いものだ的発想の権化ともいえる、アメリカンなピザなのである。

 そんなシカゴピザを出す店は数あれど、観光客にも気軽に入れる代表的な店として、ジオダーノ、ウノ、そしてこのジノズ・イーストがある。 ただしそのどれが一番おいしいかとか、元祖だとか、人気店だとかいうのはあまり気にしてはいけない。 こういう店は基本的にふらっと地元の人が顔を出すというような店ではなくって、何かのパーティの時や、遠くからの友人を迎えた時、初めてこの街を訪れたというような人が、とりあえず・・・といった感じで入る店なのだから。 そういうわけで、とにかく細かいことをブツブツ言わずに、シカゴへ来たらとりあえずシカゴピザくらいは話しの種に食っていかねばという態度で入店するのが相応しい。

 それにしても観光客の多い店だけあって、休日前や祭日には1~2時間待ちは当たり前、シーズン中は3時間とかいう話しも聞くので、時間には多少余裕を持って出かけるのが肝心。 シカゴが初めての人などは、このシカゴピザを目の前にしただけで絶対に「おお~っ!」と驚嘆の声を上げれること間違いなしなのだから、観光地候補として時間を作っておくのも手だ。

 この店のシカゴピザの特徴は、他店のピザ生地がちょっと柔らかい感じのブレッドのようなタイプなのに対して、サクサクッとしたクッキーみたいな食感であるということが挙げられる。 シカゴアンの間では、他の有名店に比べると多少評判は悪いのだが、個人的には割り切ってスナック感覚で食べれる分、こういうイメージの店には合うのではないかなどと思っている。

 店内に入ってすぐに目に付くものといえば、そこら中に書き込まれたサインや落書きの数々。 プラネットハリウッド跡地にある現在の店に移る際に、オリジナル店に長年に渡って書き込まれてきた客の足跡(落書き)を壁ごと移築してきたというだけあって、その数といったらいくつあるのか数え切れないほど。 この店を訪れる際にはぜひサインペン持参で、シカゴの思い出にあなたの落書きも一筆加えるのも忘れずに。

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Gino's East of Chicago

633 N. Wells St.
312-943-1124
Fax: 312-943-9589

Hours: 11 a.m.-10:30 p.m. Monday through Thursday; 11 a.m.-midnight Friday and Saturday; noon-10 p.m. Sunday
$:20~30ドル

2005年12月28日

小さなネイティブ・アメリカン・アートの店の巻

hozhoni.jpg ネイパービルのダウンタウンに、Hozhoniという小さなインディアン・アートの店がある。 ほんとうに小さな店で、ちょっと大きな中西部の民家なら客間だけでこの位はあるんじゃないの?っていうくらいだ。 まあこういう小さくて可愛い店がちょこちょこ存在するのが、ネイパービル・ダウンタウンのいいところでもあるんだけど。

 このHozhoniはオーナーであるJanet Smithが、彼女の弟を訪ねてアメリカの南西部を訪ねた時にインディアン文化への情熱を感じ、その後14年間に渡ってインディアンアートを扱う店で働いた後に、自分の小さな店を1996年にネイパービルに開いたもの。 また2003年にはシアトルにも第2号店を開いている。

 扱っている商品は様々だが、基本的に店舗スペースのこともあって、小さな民芸品やアート作品がメインだ。 ただし店頭に並ぶ商品以外でも、これこれこういう物に興味があるという相談をすれば、親身なって相談に乗ってくれる。 

 というのもビジネスのコンセプトが、インディアンの人々に習って「競争ではなく協力」であり、自身もオーロラ大学、デュページ大学、インディアンアートと工芸品協会、サンタフェ・インディアンマーケット審査員などの組織に協力する、大のインディアン文化ファンであるから。

 南西部や北西部と違って、それほどインディアン文化というものがフィーチャーされることの少ない中西部ではあるが、興味のある方はこういう小さな店を訪ねていろいろ話しをしてみるのも楽しいかもしれない。

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*シカゴに関することなら、シカゴ総合情報サイトUS新聞ドットコム

Hozhoni
103 W Jefferson Ave
Naperville, IL 60540-4779
(630) 717-8080

*インディアン文化に興味のある方は、数少ないアメリカ現地発の元子さんのコラムはお勧め。

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