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2005年11月 アーカイブ

2005年11月01日

ナイキタウンはジョーダン頼みの巻

niketown.jpg シカゴといえば、いまだにアル・カポネや、マイケル・ジョーダンを連想する人も多いのではないだろうか? そういうわけでシカゴを代表するショッピングストリート、マグニフィッセントマイルには立派な面構えのナイキグッズ専門店、ナイキタウンがある。

 もちろんナイキといえば、スポーツ用品メーカーとしては後発でありながらも、その名を一気に世界中に高めたマイケル・ジョーダンのエアージョーダンシリーズである。 エアージョーダンの人気は、アメリカや日本はもちろんのこと、西欧、東欧、東南アジアから、テレビもろくに普及していないような僻地までかなりの浸透ぐあいであった。 それだけにこのシカゴという街は、エアージョーダンの本家本元マイケル・ジョーダンを抜きにしてはもう語れないといっても過言ではないであろう。 

 この大きなナイキタウンだって、もちろんそのご多分に漏れず、ステーキを食べ過ぎてちょっと中年太りしてしまった引退後のジョーダンではなく、現役時代の研ぎ澄まされたようなシェイプのジョーダンの姿がそこら中に散りばめられたインテリア。 彼抜きにしては、シカゴ随一のショッピングストリートに建つナイキタウンの売り上げは、半減どころか大打撃といったところだろう。

 もちろんジョーダンを前面に押し出したインテリアではあるが、その他のスポーツグッズやアイテムも盛りだくさん。 エアージョーダンのファンはもちろん、ナイキグッズで揃えたい人には必見の店となっている。 

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Niketown
669 N. Michigan Ave.
312-642-6363
Fax: 312-642-1974

Hours: 10 a.m.-8 p.m. Monday through Friday; 9:30 a.m.-6 p.m. Saturday; 10 a.m.-6 p.m. Sunday

2005年11月02日

とってもディープなメキシカンタウンの巻

mexicantown.jpg 先日メキシコ系の人々が多く住むピルセンという街を紹介したが、実はシカゴにはもっとディープなメキシコ系タウンが存在する。 場所的にいうとダウンタウンすぐ南西隣にあるピルセンから、さらに南西へバスで30分ほど進んだ地域。 ピルセンはともかくとして、ここまで行くとまあふつう日本人が訪れる機会というのはほとんどないと思われるところである。 

 何がディープかというと、ピルセン辺りだと少なくとも少数の他民族系の人も見かけるし、英語もそこそこ通じる。 しかしこの辺りまでいくと、路上の露天から、小さな商店、道を行交う人々までもうまったくといってよいほどにメキシコそのもの。 英語で話しかけてもまず通じないと思った方がよい。

 それだけにメキシコ系の人々の素顔がうかがえるのだが、貧しい人々も多く住み、決して治安が良いとはいえない地域でもある。 もちろん基本的には明るくてフレンドリーな住人なのだが、決して興味本位で観光客が訪れてよい地域とはいえないだろう。

 それでもなぜ自分はこの地域へときどき訪れるのかというと、こういったいかにもメキシコっていう感じのローカルさに何だか興味を惹かれてしまうのだ。 もちろんどうしてと聞かれても、上手く言葉では説明できないのだが、とにかくシカゴにかなりある移民タウンの中でもそのディープさでは筆頭候補といってもよいであろう。
 
 すでにご存知の方も多いと思うが、アメリカ合衆国という国ではメキシコ系を含むラテン系の人々が急増中で、すでにアフリカンアメリカンの総数を上回り、このまま行けば50年以内にも彼らはマイノリティではなく、マジョリティになるとの予測も多い。 そのことは南カリフォルニアや、マイアミ、テキサスなどを訪れたことのある人ならば、道路標識や、町の人々が交わすスパニッシュや、ラジオから流れてくるラテンのサウンドで実感したこともあるかと思う。

 そういうわけで今回の地域は観光客には決してお勧めしないが、ディープなメキシカンタウンが、国境から遥か北の彼方のシカゴにだって存在するということを紹介した。 そういうわけで具体的な地域の名はここでは伏せておく・・・。

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2005年11月04日

トリビューンビルで世界の遺跡に直に触れるの巻

tribune-bulding.jpg 中西部で一番の購読者数を誇り、全米でも有数の発行部数を誇るシカゴ・トリビューンのビル。 シカゴリバー越しに、リグリービルと並ぶように建つ白亜の姿は、シカゴを訪れる人は絶対に見逃してはいけないビューポイントでもある。

 シカゴ・トリビューンは創立160年近くという歴史と、中西部随一の発行部数というだけではなく、全米5大新聞のひとつで、ロサンゼルス・タイムスやシカゴ・カブスのオーナーでもある。 スクープとしてタイタニック号沈没、チャールズ・リンドバーグの大西洋無着陸横断、真珠湾攻撃などが有名。 また歴代編集長は、かなりの共和党びいきということでも知られている。

 そんな新聞社に恥じないデザインのこのネオゴシック調のビルは、1992年に10万ドルの賞金を懸けて、300名以上のデザイナー、世界23カ国の応募者の中から選出されたフットとハウエルによってデザインされ、1925年に完成した。 

 そしてなんといってもこのビルを特徴づけているものといえば、世界中を駆け巡る新聞記者達が、どういう経路かは別にして(笑)、ドヤドヤと持ち帰ってきた世界的遺跡の欠片の数々。 中にはバチカン、ノートルダム寺院、万里の長城をはじめとして、大阪城なんてものもあり、その総数は120個にもなるという。

 シカゴにはもうひとつシカゴ・サンタイムスというライバル紙があるのだが、私の場合は、週にたったの1.75ドル、おまけにシカゴ・トリビューンのマグカップ2個、タオル1枚、映画のチケット2枚なんていう馬鹿げたディスカウント・サービスに巡り合ったので、シカゴに来て以来というものずっとこの新聞社にお世話になっている。

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2005年11月05日

ハーシーズでアメリカの味をゲットの巻

hersheys.jpg アメリカを代表するチョコレートのひとつといっても良いのではないだろうかという、ハーシーズ・ブランドのチョコレート(もちろん味は別にして・・・)。

 さてこのハーシーズ、アメリカ人なら誰もが子供の頃から食べてきて、中でもキッスといえばハーシーズの水滴か、昔懐かしいドラゴンクエストのスライムみたいな形をした、銀紙に包まれた小さなチョコだとすぐに通じるほど有名。

 そういうわけでこのハーシーズチョコレートは、ウォルマートなどの安売り量販店へ行くと、日本の一般家庭だと半年は持つであろう量が入った、お買い得パックなるチョコ満載のずっしりと重いパッケージが所狭しと並べれている。 つまりアメリカを代表するチョコレートと最初にいったように、安くて大量にいつでも手に入れることのできる、まさに物量ワールドアメリカに相応しいブランドなのだ。

 そして味の方はというと、値段のことを考えるとまあ別に全然駄目というほど悪いというものでもないのだが、そこはやはりハーシーズ。 一口サイズで3ドルも4ドルもする、ヨーロッパ製の有名ブランドや、シカゴに数あるプレミアム・チョコレートショップのチョコなどとは違って、ミルクたっぷりで甘~いファクトリーチョコで、別段カカオの香りがどうとかいう感じで楽しむものではない。

 そんなアメリカ人なら誰もがお世話になって育った、ハーシーズ・チョコレートのショップが、マグニフィセントマイルにあるウォータータワーすぐ西隣に出現した。 以前に紹介した、真向かいにあるギラデリのチョコレートショップに比べると、多少安めの料金設定で、インテリアもポップなトイ風。 その感じが気取らないハーシーズっぽくて、それはそれでいい感じを出している。

 お土産にあまりお金をかけたくない人や、アメリカを代表するチョコレートを食べてみたい人はぜひ訪ねてみてください。

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Hershey's Chicago
822 N. Michigan Ave.
312-337-7711
Hours: 10 a.m.-10 p.m. daily
$:5ドル以下

2005年11月12日

サウスサイド・アイリッシュご用達の店ニッキーの巻

nickys.jpg シカゴらしいシカゴの顔を持つ町、それがサウスサイドだ。 私は以前にシカゴでも最もディープといわれるサウスサイドに住んでいたのだが、そのことを話すと大抵の日本人は、「えっ、サウスサイドに!?」という驚きの表情を見せる。 

 ほんの数年前には全米で最も殺人率の高い地域という不名誉な名称を与えられるなど、もちろんそういうリアクションをさせるだけの理由がこのサウスサイドにはあるのだが、ある意味で、このサウスサイドを見ずしては本当のシカゴを知ったとはいえないのではないかと自分などは考えている。
 
 とにかく華やかなノースサイドや、ダウンタウンとはまったく違って、まるで南部諸州のような濃厚でまったりとした空気が流れているところである。 新しくこの地へ移ってきた人々よりも、大きなファミリーを持つアフリカ系やアイリッシュ系の古い家系が多く、ネイバーフッドの結びつきは余所者が思っている以上に深い。 そのことは小さなフェスティバルや、パーティなんかに参加すれば、すぐに肌に感じ取れるほどですらある。

 ちなみに私の住んでいたのは、そんなサウスサイドでもアイリッシュ系の人達が数多く住む、通称ビバリーヒルズと呼ばれる地域。 もちろんビバリーヒルズはビバリーヒルズでも、カリフォルニアのそれとは違って、落ち着いた古きよき閑静な住宅街といった趣ではあった。

 ビバリーヒルズをはじめとしたサウスサイドに数軒あって、サウスサイド・アイリッシュが気軽に訪れる店がこのニッキーのホットドッグ屋さんである。 もちろん味の方はシンプルなシカゴドッグスタイルで、ソーセージにでっかいピクルスとハラペーニョを数本挟み、ケチャップなどはつけずにかぶりつくというものだ。 だがそんなニッキーがサウスサイドらしいのは、飾りっ気のない店内のインテリアと、ホットドッグ片手に人懐っこい笑顔を向けてくるおじいさんや、客が食べているのも気にせずに埃を巻き上げながら床を掃き続ける店員の姿。

 シカゴに10年以上住む日本人ですらほとんど訪れることのないサウスサイドだが、ダウンタウンからメトラに乗って101~115ストリート辺りまでは、本当のシカゴアンが住む場所を気軽に訪れれる地域である。 もちろんシカゴアンが「住む」というだけあって、特に何もないのだが、その何気なさがまさにサウスサイドなんである。 ただし駅から降りたら必ずウェスタンという通りの方向へ向かうこと、さもないと地理に不慣れな人は、また別のサウスサイドの顔を知ってしまうことになりかねいなのでご注意を・・・。

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Nicky's Hot Dogs
6142 S. Archer Ave.
773-585-3675
Hours: Noon-9 p.m. Sunday; 10:30 a.m.-11 p.m. Monday through Saturday
$:5ドル以下

2005年11月15日

ブロードウェイでブランチをの巻

stellas.jpg ノースサイドのブロードウェイ沿いにあるステラは、店の正面に掲げられたナイフ、フォーク、スプーンを握り締めた大きな手のオブジェが目印。 値段もお手ごろで、いかにもアメリカらしいダイナーを、カラフルでポップなペイントに仕上げ、気軽に入ってブランチなんかをとれる雰囲気になっている。

 この辺りはヒップな雰囲気のノースサイドの中でも、特に面白い店が集まる地域で、通りを歩く人達のファッションセンスもかなりのもの。 そんな人達が、すぐ近くのアパートから繰り出してきて、友人達と今日一日の過ごし方を相談しながら、のんびりとライ麦パンをかじる姿は、いかにもシカゴで流行の先端を行く町に相応しい。 

 もちろん味よりも値段重視といえない部分もないではないが、別にだからといってそれほど悪い味というわけでは決して無い。 特に夏場などは、外の通りに面したチェアに腰掛けて、好みのスタイルに調理されたエッグと水代わりの薄味コーヒー片手に、にこやかなウェイトレスとの会話を楽しめば、かなりの満足感が味わえること保障済み。

 私は以前にこの近くに住んでいたので、よく日曜のブランチを取りに通ったものだが、いかんせんブロードウェイというのは、人通りが多くて、ユニークな店も多いにもかかわらず、通りが狭くて常に渋滞がちなことや、バスや地下鉄などもあるにはあるのだが、それほど地域外の人にはアクセスが良い場所とはいえない。 

 そんなブロードウェイにあるステラだが、観光客や郊外の人などは一度は行ってみると、結構いい感じな雰囲気が味わえるだろう。

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Stella's Diner
3042 N. Broadway
773-472-9040
Hours: 7 a.m.-10 p.m. daily
$10~20ドル

2005年11月18日

有名店で味わうシカゴドッグの巻

portillos.jpg シカゴといえばホットドッグということで、これまでにもいくつかホットドッグ屋さんを紹介してきたが、中でもこのポルティロズは数あるシカゴ・ホットドッグ界にあって知名度という点ではかなり上位に入る店であることは間違いない。

 すでにシカゴを飛び出してカリフォルニアにまで支店があるほどで、シカゴ出身のハリウッドスターがTVのインタビューで、「この店のホットドッグを今でもシカゴを懐かしみながら食べてるんだよねえ」なんて答えているのを見たこともある。

 とりあえず外観、店内ともに、ちょっとファストフード店としては豪華(!?)な作りで、客席のソファも場末のダイナー程度にはクッションがある。 まあ味の方はさすがに有名店だけあって、悪くは無いのだが、正直なところ可もなく不可もなくといった感じか。 ただしパンに挟まれた中身が、大きなトマトやピクルスではみ出さんばかりになっているのは、いかにもシカゴドッグらしいといえばらしい。

 それほどディープな店というわけではもちろんないが、観光客にも気軽に入れて、ハードロックカフェや、マグニフィセントマイルなどのショッピング街などからも程近いという立地条件もあって、初めてシカゴを訪ねた人がシカゴドッグを試す場所としてはなかなか良い店かもしれない。

 ただし間違っても、ケチャップはつけないこと! なぜってそれがシカゴ流だから。。。

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Portillo's Hot Dogs/Barnelli's Pasta Bowl
100 W. Ontario St.
312-587-8930
Fax: 312-587-8829
Hours: 10:30 a.m.- 11p.m., Monday through Thursday; 10:30-12 a.m. Friday and Saturday; 11 a.m.-11 p.m. Sunday; closed Easter, Thanksgiving, Christmas
$:5~10ドル

2005年11月19日

不思議な心地よさのカフェの巻

jampingbean.jpg 先日紹介したピルセンというメキシコ系の人が多く住む地域にある、アーティストご用達のカフェがジャンピング・ビーンだ。 平日の昼間から、ノートとペンを片手に黙々と何かを描き続ける男性や、ラップトップに向かってコーヒーを飲みながらひたすらタイピングし続ける女性など、客席に見えるその顔ぶれはどことなくアーティストと呼ぶに相応しい人種。

 この界隈の他の店がかなりメキシコ系の客層に偏っている点からいくと、このカフェは幅広い人種の客層を持つちょっと異色な店。 実際に私の知り合いでもダウンタウンから、この街を訪れた時にはかならずこのカフェによるという女性もいる。 そういうわけで人種だけではなく、ローカルな客層に限らず幅広い地域から訪れる客を持つという言い方もできるかもしれない。 

 コーヒーやデザートの香りや味が、他のカフェに比べて格段上というわけでは決してないのだが、それでもこのカフェにはなにやら独特な魅力がある。 なぜだかわからないが一度気に入ってしまうと、ついついまたふらっと訪ねたくなる、そんな気持ちにさせたくなる不思議な空間を持つカフェであることは確かだ。

 まあ独特な雰囲気を持つアーティストご用達のカフェだが、行列ができる店とか、いつも大繁盛な店というわけではない。 常にちょうど良い距離感を保って、ゆったりコーヒーの香りを味わいながら、椅子に腰掛けて自分の世界に没頭できる。 そんな味わいのあるカフェである。

 ピルセンへメキシコ系の人達の笑顔に会いに行ったときに、どうも不慣れであまりにローカルな店には入りにくいなあなんて感じたら、こういった自分のペースで楽しめるカフェに入って一休みするのもいいかもしれない。


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Cafe Jumping Bean
1439 W. 18th St.
312-455-0019
Hours: 6 a.m.-10 p.m. Monday through Friday; 8 a.m.-8 p.m. Saturday and Sunday
$:5~10ドル

2005年11月22日

シカゴで一番お値段の高いケーキ屋さんの巻

bombon.jpg シカゴで一番高いケーキ屋さんはど~こだ? シカゴトリビューンによると、2004年の重さ辺りで一番値段が高かったケーキは、このボンボン・ベーカリーのウェディングケーキなのだそうだ・・・。

 じゃあ、なんでそれが記事になるほどのことなのかということなのだが、それはシカゴに住んでいる方、特にダウンタウンの西や南に住んでいる方なら一度は耳にしたことのあるであろうピルセンという街、そうこのブログでも最近情報掲載を続けているメキシコ系の多く住む地区にあるからなのだ。

 もちろんメキシコ系の多く住む街だから物価が安いと決めることは全然できないのだが、少なくともピルセンの目抜き通りに並ぶ店々の商品は、明らかにダウンタウンのものよりも遥かに安いのが通常である。

 そんなピルセンの中にあって、一際目立つちょっと可愛い感じのベーカリーショップが、このBomBon Bakeryだ。 そして値段の方も、確かに2004年度シカゴで一番高いケーキに選ばれただけのことはあり、他の店に比べるとやはりかなり高め。 ただそれほど高いのかというと、別にそうではなくて、ダウンタウンにある普通のケーキ屋さんのお値段といったところ。 やはり近くにある他の店が、かなりお安いために”かなり高め”の錯覚に陥ってしまうということはある。

 味の方は、さっぱりとして軽めの食感。 飾りつけも店のデコレーションそのまんまの、アメリカ人の女の子がよく発するSo Cute!!って感じ。 そういうわけで、なかなか満足のいくケーキ屋さんではあるのだが、そのシカゴで一番高いウェディングケーキとやらをぜひ一度見てみたい気がしてならない・・・。

 もう一度いいますが、普通のケーキは別段高級ベーカリーというほど高いわけではありません。

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BomBon Bakery
1508 W. 18th St.
312-733-7788

Hours: 7 a.m.-8 p.m. Monday through Saturday; 10 a.m.-7 p.m. Sunday
$:3~5ドル

2005年11月23日

ディズニーストアとライトアップセレモニーの巻

disneystore.jpg まあ別にディズニーストアを改めて紹介する必要もないのだが、中西部一のショッピングストリートであるマグニフィッセントマイルには、ちゃんとこういった店もあるんだよということで。

 寒いシカゴにぴったりな室内型ディズニーパークが、なくなってから数年。。。 そんなシカゴだが、もちろん今でも子供達に、ミッキーや白雪姫、トイ・ストーリーなど、ディズニーの愉快な仲間達人気が衰えているわけではない。 

 その証拠に、この店ではいつも多くの子供連れの客が引っ切り無しに訪れる姿を見かけることができ、街でもディズニーグッズを持った子供の姿も多数見かける。 店内には先にあげたような代表的な人気キャラをはじめとした数多くの人形やキーホルダーなどのグッズが揃い、店内のデコレーションも明るい色使いと、楽しいディスプレーで、子供ならずとも楽しいひと時を過ごせるようになっている。

 しかしなんといっても子供達がディズニーの仲間達に会えて大喜びする姿を見られるのは、毎年恒例のマグニフィセントマイル・ライトアップセレモニー

 シカゴに本格的な冬の訪れを告げるかのようなこの盛大なセレモニーは、通称マグニフィセントマイルと呼ばれる中西部随一のショッピングストリートであるミシガンアベニューで、街路樹に冬の花のように煌めく100万個以上ものイルミネーションの点灯を祝って、ディズニーのキャラクター達が大勢の観客に歓声を浴びながらパレードしていくというもの。 しかもフィナーレには、摩天楼のど真ん中での花火打ち上げまである。

 北国のシカゴでディズニー!?、なんてちょっと意外な組み合わせかもしれないが、このディズニーキャラ大活躍のパレードから、シカゴの楽しいホリデーシーズンが始まる。

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Disney Store
717 North Michigan Avenue, Chicago, IL 60611
(312) 654-9208

2005年11月27日

ユニティ・テンプルと日本建築の巻

temple.jpg シカゴ郊外にあるオークパークという落ち着いた雰囲気の町のことは、以前にもこのブログで何度か紹介した。 そしてなんといってもオークパークといえば、そこで第一次黄金期を築いたフランク・ロイド・ライトである。 今回はそのオークパークの町に今も現存する、ライトが手がけたものとしては世界で唯一の公共建築物であるユニティ・テンプルを紹介する。 

 オリジナルのユニティ・テンプルは、通常のクリスチャンが信ずるトリニティ(父と子と精霊と)の三位一体説とは信奉を異にする、父である神のみに神聖を認めるユニテリアンの教会としてオークパークに建っていたのだが、1905年の落雷で消失したために、母方祖父がユニテリアン指導者であり、父がユニテリアン牧師であり、また本人自身も1892年以来の教会メンバーであったライトに白羽の矢があたった。

 このユニティ・テンプル設計に当たってライトは日本の建築物を大いに参考にしたといわれ、現在ではこのユニティ・テンプルと日光東照宮の拝殿と本殿の平面図との相似が指摘されており、それについてのドキュメンタリー映画なども先日シカゴでは公開されていた。 しかしながら本人自身は、最後まで日本建築からの影響については固く首を縦に振らず、あくまで独自のデザイン理念によるものだという意思表示を示し続けたという。

 本人の意思表示は別にして、なぜこのユニティ・テンプルが日本建築の影響を受けたのかということであるが、礼拝堂と集会場というまったく使用目的の違う2つの部屋を、渡り廊下で繋ぎ、その間に玄関を位置させるというライト創案によるとされる「複核プラン」の完成をみる前年にライトは日本を訪れており、その手法はまさに日本建築の特徴のひとつであるということからそう推測されている。

 彼が日本建築に傾倒するきっかけになったのは、1893年のシカゴ万博時に出展されていた日本館鳳凰殿でこの手法を目のあたりにしてからといわれ、1905年の訪日時には同じ手法が見受けられる日光東照宮見学も果たしている。 後の彼の自著によると日本建築について、「最高の排除の習作である」と語っており、弟子にも日本建築を学ばせていたことがよく知られている。

 ちなみにこの教会がチャーチと呼ばれずに、テンプルと呼ばれるいわれだが、ユニテリアンの教えにのっとってキリストの神聖を否定し、礼拝の対象を神のみに限る古代神殿にあやかり、神殿を意味するテンプルと名乗ることになった。 また上記と同じ理由で、このテンプルにはキリストの象徴である十字架が建物のどこにも見当たらない。

 夏目漱石や高岡子規らと同じ歳のこの偉大な建築家であるフランク・ロイド・ライトは、最後のアメリカ人とも称され愛されており、サイモン&ガーファンクルのBridge Over Troubled Water(1970)に収録されているSo Long,Frank Lloyd Wrightにも皮肉を込めて彼のことが歌われている。 ライトの生まれた1867年のアメリカ人口は3800万人、亡くなった1959年は1億8000万人であり、彼はアメリカという国の成長と共に時代を生きた人でもあるのだ。
 
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Unity Temple Restoration Foundation
875 Lake Street, Oak Park, IL 60301

Hours:
Monday - Friday 10:30 to 4:30pm Self-guided tours and pre-arranged group tours
Saturday - Sunday 1:00 to 4:00pm Group tours at 1:00, 2:00, and 3:00 p.m.; self guided tours; pre-arranged group tours

Admission
Regular Admission $7.00
Discount Admission $5.00
Seniors 65 & over
Students 22 & under w/ID
Groups of 15+
Free Admission
Children 5 & under

Pre-arranged guided group tours are available by appointment for groups of 15 or more. Admission is $5.00 per person. Call 708-383-8873 for reservations and information on how UTRF can customize a tour for your group.

2005年11月29日

メキシコタウンでパクッとの巻

lostaquitos.jpg ここのところメキシコ関係が続いているユキノヒノシマウマだが、シカゴがテキサスやカリフォルニアに比べてメキシコらしい雰囲気を満喫できる街というわけでは決してない。 ただこれだけはいえるのは、彼らの国境からは遥か北にあるこの街ですらも、その影響力を無視できないほどに大きなコミュニティへと成長しており、低賃金にも関わらずまじめに働く彼らへの労働力としての評価はかなり高いものがある。 

 実際にメキシカンタウンに限らずとも、チャイナタウンや、ダウンタウンのレストランや清掃業者には彼らの多くが就いており、いつも笑顔を絶やさずもくもくと働く姿を度々見かけることができる。 私自身の経験から言っても、以前のアパートの管理人に東欧系と、メキシコ系の人がいたのだが、この東欧系の人物はメキシコ系に対して偉そうに振舞うばかりで、いっつも頼んだ仕事をきちんとこなしてくれるのはメキシコ系だったものだから、この時以来私のメキシコ系への評価は高いものがある。 もちろんこれはただ単にこの東欧系人物がダメな男だったという個人的な理由にもよるのだが。。。

 さてそんなメキシコ系が多く住むピルセンのブルーライン18th駅前にあるlostaquitosは、地元の人々がふらっと立ち寄っておやつ代わりにタコなどを買っていく、なんとも下町感覚溢れる店である。 味の方はまさにこのブログにぴったりなB級グルメの名に相応しいもので、1個が1ドルという値段にもかかわらず、サッと目の前で焼いてくれるトルティーヤに、サラントロ入りのホカホカの具をパパッと手際よく包み、そこへちょっとした肉汁のスープを数滴タラタラッ垂らしてくれるというもの。 ランチを取るというよりは、ピルセンを歩いた日の午後などに、ちょっとした腹ごなしとして3時のおやつ代わりにここで2,3個タコをパクッといただくというのがぴったりだろう。 

 またこの店はレストランというよりは、雑貨屋に隣接された下町の煎餅屋か団子屋かといった趣なので、タコをパクつく際には隣のグロッサリーでメキシコ産ジュースなどを買い込んで、それを飲みながらホッと一息するものいい。 繰り返すが、どちらにしても今日はあそこへいってランチをしようか?なんて意気込みではなくて、あくまで歩きつかれたからちょっと一休みというのが基本だ。 アメリカ暮らしが長い人ならわかると思うが、シカゴのような大きな街でも案外チェーン店ではないこういったタイプの店を探すのは非常に難しかったりする。

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Los Taquitos
1758 West 18th Street, Chicago, IL 60608
(312) 421-7198
$1ドル

2005年11月30日

カントリー調ホームメードスタイルカフェの巻

sweet-mandy.jpg 個性的なカフェやブティックが多いアーミテージ駅付近から、西へ少しばかり歩いたところにあるこのスウィート・マンディ・ビーズは、アメリカで育っていない自分ですらもなぜか懐かしい落ち着いた気分にさせてくれるパステルカラーなカフェだ。

 このブログではいろいろな小さなカフェや雑貨屋さんなども紹介しているので、シカゴにはそんなにたくさんのインディペンデントショップがあるのか?と疑問のメールも時々いただくので説明しておくと・・・。 そこはシカゴとはいえ所詮アメリカ、やはりチェーンストアがこれでもかというくらいに厚顔無恥に幅を利かせまくり、面白いオーナーや、好き勝手にインテリアを決めて込んでるユニークな店なんていうものはそうそうあるものではない。 

 例えばダウンタウンのように物件が馬鹿げて高い地域では、それこそ今回紹介するようなカフェは絶滅寸前で、数ブロック歩くごとにスターバックスや、マクドナルド、ウォルグリーンなどが出現するといった有り様。 まあどこへ行ってもいつもとほぼ同じ味と値段が保障されるという点では、忙しく走り回るビジネスマンがまずらわしいメニューに目を通さずとも、昼食を選んでから口に運ぶまでの時間をいかに素早くすることが可能なのか?というようなメリットはあるかもしれないが、私のようなアマノジャクな人間にはやっぱり面白いものではない。 そういうわけで世の中に潜む数少ないアマノジャク組の人々に向けて、シカゴにだってこんな店があるんだよということで、お気に入りの店を紹介し続けているというわけ。

 今回紹介するこのSweet Mandy B'sは、シカゴのノースサイドでよく見かける昔ながらのタウンハウスを改造した、ノースキャロライナの海岸にでもありそうな木の床とレンガ造りの壁を、淡い青と黄色のペイントで統一した明るい雰囲気の個性的な店である。 

 コーヒーはもちろんシカゴアンご用達のインテリジェンシア・ビーンズで、シカゴで暮らすカフェ・ピープルならお馴染みの香り。 そしてなんといってもこの店で試さなければいけないのが、店員がカウンターの向こうで作り続けているアメリカ風ホームメードデザート。

 日本では絶対にお目にかかれないような、カラフルな色使いのトッピングやデザインで、味の方も高級カフェで味わうような上品なものというよりは、アメリカ女性の友人が職場やパーティなどに時々運んでくれる、あのおばあさんから伝わるレシピに従ったといわんばかりの手作り風味。 そんなホームメードデザートや、温かみのある木の床や色使いのせいもあってか、小さい店ながら優しい気持ちになれるひと時を提供してくれる。

 ほんわかしたい時などには、ふらっと寄ってみるとよいかも知れない。

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Sweet Mandy B's
1208 W. Webster Ave.
773-244-1174

Hours: 8 a.m.-10 p.m. Sunday through Thursday; 8 a.m.-11 p.m. Friday and Saturday
$:5~10ドル

About 2005年11月

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