2008年07月03日

リマでお散歩の巻

peru301.jpg旅行者にとってペルーで一番危険な場所。それはアンデスの山奥でもなく、アマゾンの源流域でもなく実は首都のリマの街角だったりする。もうそれがどれくらい危険かというのは、ガイドつきのツアーでなく渡り鳥のように世界を巡る貧乏旅行者のなかでは今さら語るほどのないほどの常識中の常識だったりする。実際に口伝えでも、宿帳でも、知り合いの経験談でも、脅迫、スリ、そしてあの有名な首絞め強盗など挙げればきりがないほどだ。

peru302.jpgでもって、ただでさえ目立つカメラを首からぶら下げた鴨葱のような日本人旅行者と白人女性のカップルが、この人ゴミの中を通りの向こうまで歩き抜けてスリにすら合わない確立というのはいったいどれだけなのだろうか?

peru303.jpg歩きに歩いて、人ごみやら人影の少ない夕暮れの通りを抜ける間に何度も親切な人から「引き返せ!」と声をかけられたが、どうやら今回も無事に街探索を終えることができた。それにしてもリマって南米最凶の街と言われるだけあって、観光地を外れるとさすがに一切外国人は見ない・・・。

peru304.jpgとりあえずこれだけは言えるのは、ペルーって面白い。

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2008年07月02日

ねずみを食らうの巻

peru299.jpg「アメリカ人にペルー料理って知っている?」と尋ねると、かなりの割合で「あっ、ねずみの丸焼きでしょ」と答えられる。いや、そこまで言い切るとちょっと大げさだが、本当にそう答える人は多い。
というわけで、やはりB級グルマンとしてはペルーを発つ前にこれを試してみねばなるまい!というわけで、街角の食堂で「クイ」と呼ばれるモルモット料理を注文してみた。

peru300.jpgアンデスの村々を歩いた時にも、確かに台所には近い将来食卓に並ぶことになるであろうクイがたくさん買われていたのを見かけたが、いざ自分が食べようと思うと皿の上にならんだ小さな頭蓋骨とにょっきりと突き出した小さな手が不気味でなかなか箸ならぬフォークもすすまない・・・。
これがアメリカ人の奥さんが日本を訪れるたびに言ってくる、「日本料理は好きだけど、魚の目や頭が怖くて・・・」という気持ちなのかもしれない。

 ただクイってねずみっていうけどモルモットならウサギじゃないの、そういうことならフレンチ料理と思って「えいっ!」。
見た目はグロテスクだが、まあ味はあっさりしてて普通かな。
特に旨くもなく不味くもなく、それに食べれる身の部分も思ったよりも随分と少ない。
食料の乏しいアンデスの山々でこのクイが貴重な蛋白源であるというのは容易に想像がつくが、まあリマみたいな都会で食べるものではないのかもしれない。

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2008年06月30日

マヨール広場前での巻

peru295.jpg大統領府や市庁舎、カテドラルが建ち並ぶリマ市の中心部マヨール広場へ向かっている途中のこと・・・。マヨール広場へ続く商店街の大通りをたくさんの殺気だった男たちがドドド~ッとこっちへ向かって走ってきた。

 「いったい何なんだこの集団は?」、とただならぬ雰囲気を醸し出した集団に驚く間もなく、今まで賑やかだった通りからはさ~っと人の影が消えて行く。

peru296.jpgそして男たちの集団が駆け抜けた後からは、ヘルメットと盾で身を固めたポリスたちが、辺りを警戒しつつこっちへ向かってきた。

peru297.jpgその間わずか30秒といったところだが、気がつけば周りの商店街はもうすでにゲートを閉じてしまっている。その素早い対応からして、観光客気分の我々を別にして、こういうこともここでは日常茶飯事なのだろう。

peru298.jpgいくら治安が落ち着いてきたとはいえ、ここペルーでは山岳地帯やジャングルにはまだまだゲリラや山賊が多く存在し、フジモリの帰還とこれからの裁判などフジモリ派と反フジモリ派のいざこざなど問題も山済みだ。大統領府前にドンと居座るこのタンクだって、これは隣国への威嚇ではなく、国内に住む国民へ向けられたものなのだろうから。

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2008年06月27日

イカの街の巻

peru294.jpgラテンの発音は日本語に似たものが時々あって面白いが、この街はタコならぬイカの街。もちろんイカといっても日本のイカとは発音が同じだけど、他には何の関係もないとは思うが、この街が位置するペルーの太平洋岸からはかなりの量の魚介類が日本へ輸出されているらしいので、ひょっとしたら日本の食卓に一部は並んでたりするのかもしれない。

 イカは別に観光の街というわけでもないので、街中を歩いても外国人らしき人影はほとんど見当たらず、むしろ南米特有の荒廃感というか裏通りに入るまでも無く、街の中心部を外れてどんどん歩くだけでヒヤヒヤしっぱなしの露骨で危ない目線や仕草を見せる輩がわんさか。う~ん、こんな街をブラブラとするのは女性の一人旅なら絶対に進められないね、イカの人には申し訳ないんだけど。

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2008年06月26日

ペルーでオアシス気分の巻

peru293.jpgナスカとペルーの首都リマの間にあるイカという街の郊外にある小さな町フカチナ。ここは周りを巨大な砂丘に囲まれたちょっとしたオアシスになっている。

 「ペルーでオアシス?」なんてちょっと変な感じだが、今までに自分が回った砂漠や砂丘の中でもここが一番頭の中でイメージしてきたオアシスに近い景観を持っていた。そういう意味では、よく漫画なんかで出てくるあのオアシスの姿を見てみたければ、ここへ来るのが一番手っ取り早いかもしれない。

 特に灼熱の砂漠を越えてとか、喉の渇きに耐えてなんてこともなく、イカの街中からタクシーで20分ほどで着いてしまう場所にある上に、旅行者用の宿や食堂も充実している。さらには砂丘をバンバン跳ねながらかなりのスピードで駆け巡るサンドバギーや、100m近い高低差のある砂丘の頂上から一気にサンドボードで滑り降りるなんていう楽しいアトラクションも一杯なのだから。

 ただし、このオアシス。年々肝心の湖部分の水位が下がってきており、消えてなくなってしまうのも時間の問題なのだとか・・・。絵に描いたようなオアシスを目にして見たい人は、今のうちにぜひ訪ねてみるべし。

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2008年06月25日

Huacachina行きのバスで出会ったガキンチョの巻

peru292.jpg アンデスの山岳地帯を抜け、太平洋の海岸沿いに続く乾燥地帯を走る乗り合いバスの中で出会った男の子。「あっ、外人だ~!」って感じでうれしそうにこっちを見て騒いでました。

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2008年06月20日

ナスカの地上絵の巻

peru288.jpgナスカの町には旅行者を待ち受ける怪しい人物がいっぱい。アレキパから夜行バスに乗ってナスカにやってきたのだが、海岸沿いに迫る急峻な崖道をバスは一晩かけて駆け抜けるのだが、このバスが怖い怖い。とんでもない崖道なのに、ドライバーはカーブでブレーキをかけるどころか、アクセルを踏んで追い抜きをかける始末。もちろんそんな運転の仕方なものだから、崖の上にあるカーブごとには十字架が何本も立っているというわけだ。

 そんな恐怖の夜行バスで辿りついたナスカの町も、ローカルバスを乗り継いでやってくる我々のような人は限られているわけで、その少ない旅行者を餌食にしようと如何わしい人の群れが目を光らせている。ちなみにここナスカは地上絵で有名なのだが、通常のツアー旅行者は街へなど立ち寄らずに、地上絵が見れる小さなナスカ空港へ直行する。

peru289.jpg年に何機も墜落するといわれるナスカの小型セスナだが、確かに空港にはどう見ても墜落したと思われる機体が放置されていた。だが、そんなセスナに乗って空から見る地上絵の感動といったらちょっと言葉では表現できない。

peru290.jpg昔ゼビウスっていうナムコのゲームがあったが、その頃から一度はこの地上絵を見たいと願い続けてやっと夢がかなったというわけ。おまけに感動の記憶が遠ざからないうちにシカゴへ帰ってから見た映画インディアナ・ジョーンズ4では、ここペルーが重要な役割を果たしていたからまた感慨もひとしおだ。

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